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WSR-2533DHP Openwrt導入方法

2025 8/14
Openwrt
2025年4月1日2025年8月14日

導入のきっかけ(読み飛ばして構いません)

WSR-2533DHPはCPU性能が高く、サーバー、VPNを構築するにはとても最適な機器となります。ただし内部容量が少ないのでWSR-1166DHP/DHP2がおすすめです。最近この機種がSNAPSHOTから正式リリースとなったので記事を書きました。WSR-2533DHPですが、なぜかWSR-2533DHPLのロムが入ってしまうので多分同機種なのでしょう。

目次

1. TFTPサーバーの設定

導入するにあたってTFTPサーバーを準備する必要があります。

どれでも良いのですが、私はVectorで見つけた「SolarWinds」のTFTPサーバーを使います。

https://www.vector.co.jp/soft/winnt/business/se495819.html

スクリーンショット (787).png

起動すると上のようになります。これで導入完了です!

2. イメージのダウンロード

https://downloads.openwrt.org/releases/22.03.4/targets/ramips/mt7621

アクセスして

「wsr-2533dhpl-initramfs-kernel.bin」

をダウンロードします

スクリーンショット (809).png

https://downloads.openwrt.org/releases/22.03.4/targets/ramips/mt7621

ここから最新バージョンをダウンロードします。(2023/4/19現在22.03.4が最新)

「wsr-2533dhpl-squashfs-sysupgrade.bin」をダウンロードします

スクリーンショット (810).png

ダウンロードした「wsr-2533dhpl-initramfs-kernel.bin」(注意:kernelの方です)を「linux.trx-recovery」に名前を変更します。拡張子ごとです。そのファイルをTFTP-Rootに入れます。「C:\TFTP-Root」にあると思います。(各々環境が異なるので何とも言えませんが)

スクリーンショット (811).png

3. インストール

3-1. IPアドレス変更

無線LANとパソコンをLANケーブルで接続します。LAN1~4のどちらでも構いません。

パソコンのipアドレスを変更します

ipアドレス192.168.11.2
サブネットマスク255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ192.168.11.1
DNSサーバー192.168.11.1

コントロールパネルを開き、「ネットワークとインターネット」をクリック

スクリーンショット (790).png

「ネットワークと共有センター」をクリック

スクリーンショット (791).png

「イーサネット」をクリック

スクリーンショット (793).png

「プロパティ」をクリック

スクリーンショット (794).png

「ipv4」を選択し「プロパティ」をクリック

スクリーンショット (795).png

下記のように変更します

スクリーンショット (796).png

これで完了です。

3-2. TFTPサーバーの準備

スクリーンショット (797).png

「停止」「開始」を押して準備完了です

スクリーンショット (798).png

3-3. 踏み台のOSインストール

「AOSSボタン」を押しっぱなしで、電源を入れ、10秒「AOSSボタン」を押し続け、離します。

そうするとTFTPサーバーのログに転送が完了したとメッセージが出ます

スクリーンショット (800).png

そうしたら、ipを変える手順で「自動的に取得する」に変更します

スクリーンショット (801).png

接続されていることを確認します

スクリーンショット (802).png

3-4. バックアップ

コマンドプロンプトでSSH接続します

「ssh [email protected]」でアクセス

スクリーンショット (803).png

バックアップを取ります

「cd /tmp」

「dd if=/dev/mtd0ro of=mtd0.dd」

「dd if=/dev/mtd1ro of=mtd1.dd」

「dd if=/dev/mtd2ro of=mtd2.dd」

「dd if=/dev/mtd3ro of=mtd3.dd」

「dd if=/dev/mtd4ro of=mtd4.dd」

スクリーンショット (804).png

新たにコマンドプロンプトを起動し、scpコマンドでバックアップデータを引き出します

「scp [email protected]:/tmp/mtd0.dd c:/自分のPCのフォルダ」

3-5. インストール

次にダウンロードしてあった「wsr-2533dhpl-squashfs-sysupgrade.bin」をscpコマンドで/tmpに転送します

スクリーンショット (805).png

インストールします。

「sysupgrade -n /tmp/{wsr-2533dhpl-squashfs-sysupgrade.binの名前}」←各自変更

スクリーンショット (809).png

しばらくすると起動します

192.168.1.1にアクセスして確認してみてください!

スクリーンショット (808).png

以上で終わりです

Openwrt
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医学生でありながら、さどんでこプロジェクトのITリーダーを務めるフルスタック開発者。LINE BotやGPS連携スタンプラリー、NFT販売サイトなどをすべて独学で開発。使用言語はPython、Typescript、Javascript。Django、Next.js、Reactなどのフレームワークを駆使し、サーバー構築・デプロイ・SSL対応まで一貫して担当。AIによるアートのアニメーション化にも取り組み、伝統文化とテクノロジーを融合させた新しい地域体験の創出に挑戦している。

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医学生でありながら、さどんでこプロジェクトのITリーダーを務めるフルスタック開発者。LINE BotやGPS連携スタンプラリー、NFT販売サイトなどをすべて独学で開発。使用言語はPython、Typescript、Javascript。Django、Next.js、Reactなどのフレームワークを駆使し、サーバー構築・デプロイ・SSL対応まで一貫して担当。
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