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Dockerで構築したWordPressの最大アップロードサイズを変更する。一時しのぎと永久的な対処を紹介

2025 12/05
Docker 備忘録
2025年12月8日

Dockerで構築したWordpressの最大アップロードサイズを変更する。一時しのぎと永久的な対処を紹介

タイトル通りです。DockerでWordpressを構築するとアップロードサイズが2MBなのですがこれでは全く使えないので、対処したいと思うのですが、対処方法を一時的なものと、永久的なものを紹介します。

環境について

Docker composeで以下のように構築しているものとします。fpmのwordpressです。

  wordpress:
    image: wordpress:php8.4-fpm-alpine
    container_name: wordpress
    env_file:
      - .env.wp
    depends_on:
      db:
        condition: service_healthy
    volumes:
      - wp1:/var/www/html
    networks:
      - nginx-network
      - db-network

対処法① 一時しのぎ

どこでもいいのですが、docker-compose.ymlから近い位置にphp.iniを作成してください。

ファイルの中身は以下のようにしてください。これだと最大アップロードサイズが1GBになります。

upload_max_filesize = 1280M
post_max_size = 1280M
memory_limit = 256M

そしたら、wordpressコンテナが起動中だとして、以下のコマンドを実行します。

docker cp ./php.ini <container_name>:/usr/local/etc/php/php.ini
docker-compose restart

container_nameはサンプル例だとwordpressです。

これで、アップロードサイズが1GBになっているかと思います。

この方法の弱点は、コンテナをダウンすると設定が消えることです。コンテナを起動するたびにこのコマンドを実行する必要があります。

対処法② 永久的な対処

では、コンテナをダウンしても設定が維持するようにするにはどうすればいいか、それは、php.iniをvolumeでマウントする方法です。

php.iniをcontainers/wordpress/php.iniに配置し、volumesに記述します。

  wordpress:
    image: wordpress:php8.4-fpm-alpine
    container_name: wordpress
    env_file:
      - .env.wp
    depends_on:
      db:
        condition: service_healthy
    volumes:
      - wp1:/var/www/html
      - ./containers/wordpress/php.ini:/usr/local/etc/php/php.ini
    networks:
      - nginx-network
      - db-network

こうすることでコンテナをダウンしても設定が維持されます。

小ネタでした。

Docker 備忘録
Docker Wordpress 備忘録 小ネタ
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医学生でありながら、さどんでこプロジェクトのITリーダーを務めるフルスタック開発者。LINE BotやGPS連携スタンプラリー、NFT販売サイトなどをすべて独学で開発。使用言語はPython、Typescript、Javascript。Django、Next.js、Reactなどのフレームワークを駆使し、サーバー構築・デプロイ・SSL対応まで一貫して担当。AIによるアートのアニメーション化にも取り組み、伝統文化とテクノロジーを融合させた新しい地域体験の創出に挑戦している。

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医学生でありながら、さどんでこプロジェクトのITリーダーを務めるフルスタック開発者。LINE BotやGPS連携スタンプラリー、NFT販売サイトなどをすべて独学で開発。使用言語はPython、Typescript、Javascript。Django、Next.js、Reactなどのフレームワークを駆使し、サーバー構築・デプロイ・SSL対応まで一貫して担当。
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